大麦若葉Green barley

成分の解説

基本情報

イネ科の植物である大麦の若い葉の部分です。大麦が穂を付ける前の20~30cm程度の丈に生育した若葉を収穫し利用します。主に青汁の原材料として利用されています。

特徴

青汁には一般的にケールキャベツが用いられていますが、大麦若葉はケールキャベツと比較して、食物繊維、ミネラル(カルシウム、鉄、亜鉛、カリウム等)、ビタミン類(β-カロチン、ビタミンB1、ビタミンC等)がより多く含まれており、加えて味も良いです。また、大麦若葉には活性酸素を除去する働きがあるSOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)も豊富に含まれています。

その他特記事項

「良薬口に苦し」と言いますが、このことわざは迷信で、波動の高いもの、体に良いものというのは本来美味しいものなのです。

期待される効果

生活習慣病(動脈硬化、高血圧等)の予防効果

動脈硬化は、動脈壁に悪玉(LDL)コレステロールが付着することによって血管が厚くなり、弾力性が失われて硬くなることをいい、悪化すると脳出血や脳梗塞を引き起こす一因になります。悪玉(LDL)コレステロールは、活性酸素が中性脂肪やコレステロールと結びつくことで増加するといわれています。SOD酵素は活性酸素を除去する働きを持っているので、動脈硬化の予防に繋がると考えられています。
高血圧に関しては、SOD酵素が血圧上昇を抑制したり、カリウムが血圧を上げる要因であるナトリウムを排出させることによって血圧を下げる働きがあるので、高血圧の予防に繋がると考えられています。

糖尿病の予防効果

大麦若葉は食物繊維を豊富に含んでいますので、胃から小腸への食べ物の移動を緩やかにし、糖質の吸収速度を緩慢にするので、食後の急激な血糖値の上昇を防ぐ働きがあります。糖尿病の95%を占め、生活習慣の乱れによって起こる2型糖尿病は、膵臓から分泌され血糖値を抑える役割のあるインスリンが不足する病気ですが、脂質や糖質の過剰摂取によって膵臓に負担がかかり、インスリンの生産能力が衰えることも要因になっていると考えられています。従って、糖質の吸収速度を緩慢にし、膵臓の負担を軽くすることによって、糖尿病を予防する効果があります。

便通改善効果

大麦若葉に豊富に含まれている食物繊維が、腸の蠕動運動を促進することにより、排便が促される効果が期待されます。

新陳代謝を活発にする効果

亜鉛は、体内に千数種類あるといわれる酵素のうち、300種類以上の酵素に含まれている必須元素で、体の様々な機能を正常に保つ役割をしています。亜鉛は、新しい細胞が作られる時のDNAの複製やたんぱく質の合成に欠かせない物質です。大麦若葉には亜鉛が豊富に含まれているので、新陳代謝を活発にする効果が期待されます。