成分の解説

基本情報

ヘマトコッカス属の淡水生単細胞藻であるヘマトコッカス藻から抽出される赤い色素で、抗酸化成分であるアスタキサンチンを含有しています。

特徴

ヘマトコッカス藻は卵形～球形の単細胞植物プランクトンで、大きさは20～30ミクロン程度であり、淡水で育ち、葉緑素を持って光合成を行っています。普段は緑色を呈していますが、紫外線を浴びることなどによって生育に適さない条件になると、生き残りのための防衛反応として胞子を形成し、休眠状態に入ります。胞子を形成すると同時に大きな球状体に成長し、アスタキサンチンを合成・蓄積して赤色を呈します。