塩の必要性
動物は塩(NaCl塩化ナトリウム)を摂らないと生きていけません。
体重の約0.3%に相当する量が含まれているといわれる塩は、カラダの中の水分調整、神経、情報の伝達など生命を維持する様々な役割を担っています。
肉食動物は、捕食する動物から塩分を摂りこみますが、草食動物は、植物からは得られないため、塩を含む泉や土や岩をみつけて食べるそうです。人間も、狩猟時代は動物や魚介などから得ていましたが、農耕が始まってからは、肉食量が減った為に塩の摂取量が不足し、塩を求めないといけなくなりました。日本でも縄文時代の製塩遺構が確認されています。
また、人間がより塩を求める理由として味覚的な魅力もあったようです。料理に塩を振ることは味覚を満足させる一つです。
日本の製塩の歴史
塩は、海水から得る、塩湖(湖塩)から得る、岩塩から得るの3つの方法があります。(※湖塩、岩塩とは、海水が地殻変動で隆起したときに陸地に残って濃縮されたり結晶化されたもの)世界的には、海水約30%、塩湖約10%、岩塩約60%の割合で生産されています。
日本では、岩塩がほとんど産出されないため、太古より海水を煮詰めて塩を得ていました 製塩技術は、鎌倉時代より発展しはじめ、気候や地形に適した揚浜式、入浜式などの製塩方法が各地で発達しました。特に、瀬戸内海では、一年を通して温暖で日照時間の長さと入江、干潟が多い地形から、江戸時代より製塩が盛んとなり、「赤穂の塩」と呼ばれる良質な天日塩(入浜式塩田方式)を産出しました。
<補足>
揚浜式とは、砂を敷いた塩田で海水を撒いて天日で蒸発乾燥させる方法で、石川県では現在でも行われ、能登の無形文化財として伝承されています。入浜式とは塩の干満差を利用して海水を濃縮させていく方法で、入江、干潟などのある限られた地域で発展しました。
韓国の天日塩
韓国における天日塩製塩は、塩田に海水を溜め、時間をかけて天日で水分を蒸発させ結晶化させるため、塩化ナトリウム以外の海のミネラルも塩粒に含まれます。さらに、干潟塩田の場合は、干潟そのものの機能により水質が浄化され、多様な生物が生息する清浄な環境のもとで天日塩が生産されています。
韓国には、シンアン(新安)干潟、ゴチャン(高敞)干潟、ボソン-スンチョン(寳城-順天)干潟、ソチョン(舒川)干潟の4か所の大きな干潟があり、「韓国の干潟」としてユネスコ世界自然遺産登録されています。このうち、韓国南東部に位置する新安郡の「新安干潟」は、世界5大干潟の一つといわれ、ここに広がる塩田と干潟がユネスコ生物圏保全地域に指定されています。
この新安干潟の塩田で太陽と風のチカラのみで結晶化、さらに枯らし(熟成※後述)を経た天日塩は、韓国でも最高の塩とされています。韓国の特産品であるキムチがおいしいのは、天日塩を使っているからともいわれ、最高のキムチづくりには最高の塩が求められます。
塩の栄養
一般に塩を摂る目的は、カラダに必要な塩化ナトリウムの摂取です。
現在日本の塩は、大半がイオン交換膜で得られる「食塩」で、塩化ナトリウムを99%以上含み、家庭の食卓塩・調理塩に、そして様々な加工食品に使用されています
天日塩は、80種類以上ともいわれるミネラルを含んだ海水をじっくりと結晶化させるため、ナトリウムのほか多種のミネラルを含みます。工業的に得られる以前の「昔の塩」は、このように多種のミネラルを含んだ塩でした。また、製塩される環境や、製塩方法によって、ミネラルの種類や含有量が異なり特徴のある塩が作られていました。加工食品もない時代でしたので、自然の食品や塩から、カラダに必要なナトリウムやその他のミネラルを摂りこんでいたと考えられます。
ミネラルは、生命維持に欠かせない栄養素で、必須ミネラルとして、カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなど16種類が定められています。現代の日本では、「食塩」と「加工食品」の普及から、食塩(塩化ナトリウム)摂取過多の反面、その他のミネラル類が不足傾向であると警鐘されています。
ちなみに、イオン交換膜での塩の生産は、世界的にも例は少なく、世界では岩塩、天日塩が主流です。日本の食用塩は、このイオン交換膜でまかなわれていますが、工業的に必要な塩はほぼ輸入に頼っているのが現状です。
枯らし(非加熱長期熟成)
天日で結晶化された塩は、「枯らし(熟成)」という工程を行うことで、にがり成分(塩化マグネシウム:苦味成分)が時間をかけて滴るように落とされ、塩がよりまろやかになっていきます。日本でも、昔は塩を叺(かます=ワラの袋)などに入れて「にがり」を落としてから使用しました。「枯らした塩」は、まろやかな甘さがでるため「甘塩」とよばれました。
醤油や味噌、酒など、熟成された食品が多くありますが、天日塩は非加熱で長く熟成されるほど、旨味が増し、味の角が取れまろやかになるといい、長く熟成されるほどその価値は希少にもなります。
韓国には熟成された塩が多くあり、枯らし(熟成)のための塩の倉庫も数多くみられます。韓国では少なくとも1年以上の枯らし(熟成)を経たものが善いとされ、韓国の塩職人の間では、「かん水(にがりを含んだ水分)を3年抜けばおいしくなり、10年抜けば薬になる」と伝えられているそうです。このように長期熟成の御塩を得るには温度と湿度、保管する空間、
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株式会社太平塩田「Taepyung Salt Farm®」、J-Sahn Co., Ltd.の日本国内での販売許可を正式に得ているのは、現時点で日本国内総販売代理店である、株式会社CALSEED株式会社すくねっとの2社と、これら2社との間で販売契約を有する店舗及び企業のみとなります。
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